■お知らせ(2008/04/09)
自他動詞の分類はその後一部修正して再編成されました。
詳しくは「論文・レポート」のページをご覧ください。
修正・追加・補足の履歴
2007/02/14:分類B−2−1に「合わさる/合わせる」「縮まる/縮める」「勤まる/勤める」を追加(補注付き)
2007/02/14:分類B−2−1の「詰まる」の欄に「詰む」を、「伝わる」の欄に「伝う」の参考情報追加(補注付き)
2007/02/14:分類B−2−1の「混ざる」の欄に「混じる」を追加(補注付き)
2007/02/14:分類B−2−2に「刺す/刺さる」を追加(補注付き)
また、「挟む/挟まる」「くるむ/くるまる」に補注を追加
2007/02/14:分類C−1に「従う/従える」を追加(補注付き)
2007/02/14:分類C−2−3に「抜かす/抜ける」を追加(補注付き)し、同時にB−1の「抜く」の欄に参考情報として
「抜かす」を追加
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2007/02/02:分類C−1に「違う」「違える」、「間違う」「間違える」を追加(補注付き)
2007/02/02:分類C−1の<揃う><整う>の表記を<揃ふ><整ふ>に修正
2007/02/02:分類C−2−2に「でかす」「できる」、「尽かす」「尽くす」「尽きる」を追加(補注付き)
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2007/01/30:分類表概略の章のB−2−2のミスタイプを修正
「fusa・gu」→「fusa・geru」
2007/01/30:分類C−1に「含む」「含める」を自他動詞の認定は要検討として追加(補注付き)
■はじめに
この対応表は文法考察ファイルの#23の改訂版です。この改訂版では、口語の活用だけでなく、文語の活用も視野に入れることで、自動詞化の接辞、他動詞化の接辞の分類を統一的でかつ妥当性をもつものにしました。(#23とはグループの対応番号が異なります)
従来、日本語教師向けの自他動詞の分類というと、9〜11ほどのグループにわけ、それぞれの形態の対応を示すだけで、全体でどのような構図になっているのかまで踏み込んで分類されているものはありませんでした。学習者に対して、たとえ「規則はあっても複雑だから、一つ一つ覚えるのがいい」と言うことになったとしても、教師側はその分類規則がどのような文法的な背景をもって存在するのか、ミクロの視点だけではなくマクロの視点でとらえておくことが必要だと思います。
この分類表が自他動詞のペアがどのような理由でどのような形態をとっているのか理解する一助になればと思います。
■今回の改訂版のポイント(この分類表で何がわかるか)
ポイント(1) 五段動詞の送り仮名(元の#23の主目的)に二つのタイプが生じる理由
自他のペアの動詞では、五段動詞の送り仮名が通則1(:この通則については下に詳しく記す)に従わないものがある。そのような五段動詞は、対応する自動詞または他動詞の表記が元になっているためだと説明されている。(=通則2)
例)「うごかす」というのは五段動詞だが、送り仮名は「動かす」で、「動す」ではない。
これは元になる「うごく」が「動く」と表記するので、それにあわせて、五段動詞で
あっても、「動かす」と表記される。
この分類表を見れば、自他の対応でどのようなグループがそのような通則2が適用されているのかがわかる。
【参考】
この分類表によれば、原則として分類B−2、C−2、C−3で通則2が適用される。
逆に見れば、分類A、分類BとCの1では適用されないことがわかる。
ポイント(2) 「自動詞化辞」と「他動詞化辞」について
上の(1)では、何のことわりもなく「元になる」動詞と書いたが、そもそも自他のうち、どちらのほうが元でどちらが派生したのか、どうやって判別するのか。
ペアとなる自他動詞の形態上の特徴は、大きく3つに分けられる。
(A)共通語幹に「自動詞化辞」と「他動詞化辞」がついたペア
(B)他動詞から自動詞が派生したペア(自動詞化辞がついたもの)
(C)自動詞から他動詞が派生したペア(他動詞化辞がついたもの)
従来の分類では、口語の形態でペアを提示しているので、特に(B)(C)において、なぜそれが派生形だと言えるのかがわかりにくい。
そこで、この改訂版分類表では、文語の活用形に視点をあてることで、(A)(B)(C)のグループ分けがはっきりわかるようになっている。
ポイント(3) 「-er-」という接辞について
ポイント(2)によって、これまで自動詞化にも他動詞化にも使われるとしてその存在理由が疑問詞されていた「—er—」という接辞についても、妥当な評価をくだすことができると考えるが、このファイルでは、分類表の提示が目的なので、より詳しいことは別の考察に譲る。
例「焼く」 (yak-u)他動詞 → 「焼ける」(yak-er-u)自動詞
「開く」 (
ak-u)自動詞 → 「開ける」( ak-er-u)他動詞
ポイント(4) 3つ以上の自他動詞の対応をもつものについて
文語の活用を視野に入れることによって、なぜそのような対応になったのか、また意味的に対応していないのはなぜなのかが見えてくる。
3つ以上の自他動詞の対応をもつものについては、注にて解説をつけた。
■この分類の方針・概略
今回の改訂版の分類表は次の方針で作られている。
1 自動詞と他動詞の判定は、統語上、対象の「ヲ格補語」をとるかどうかで行った。
2 一部「ニ格補語」をとる他動詞については、注をつけた。
3 形態上の自他の対応になっているが、上の1、2の条件に合わないものは、参考情報
として別の欄にまとめた。
※対象の「ヲ格」をとっていても意味概念上は自動詞に近い動詞があり、形態上も
自他のペアになっている場合に他の典型的なものとは区別して記録しておく。
4 分類は、単に同じ形態の対立を一つのグループにするだけでなく、それが全体の中で
どのような位置にあるのかはっきりさせた。
具体的には、上のポイントに示したように、A、B、Cにわけ、その中で、具体的に
自動詞化辞と他動詞化辞の種類によって下位分類した。
5 単に自動詞と他動詞を列挙するのではなく、五段活用と一段活用のどちらなのかも
わかるように整理し、必要に応じて、文語の活用形ものせた。
■主要参考文献
1 『日本語のシンタクスと意味1』寺村秀夫(くろしお出版)
2 『日本語文法入門』吉川武時(アルク)
3 『動詞意味論 —言語と認知の接点—』影山太郎(くろしお出版)
4 『文法と語形成』影山太郎(ひつじ書房)
※基本的なグループ分け、用例収集については、文献1、2を中心に行っている。
※自動詞化辞、他動詞化辞による統一的なグループ分けは、文型3、4を参考にしている。
※文語文法の活用を考慮した下位分類は小柳による。
■『送り仮名の付け方』について
[通則1]
<本則>活用語尾を送る
つまり、五段動詞「うごく」なら「動く」となる。
[通則2]
<本則>活用語尾以外の部分に他の語を含む語は、含まれている語の仮名の付け方によって送る
つまり、五段動詞「うごかす」は<本則1>に従えば、「動す」になるところだが、「うごかす」には自動詞の「うごく」が含まれていると考えるので「動く」→「動かす」と「〜かす」が送り仮名となる。
このように自他動詞の対立によって送り仮名が本則1に従わないグループが何かを見ることがこの分類表の第一の課題である。
■分類表中の記号について
※ 印の単語が<通則1>に従わないもの
@ <通則2>の『元になっている動詞』と考えられる動詞
例: ※○○ ←@●●
:●●が元の動詞で、○○の送り仮名は●●に従う。
また、自他動詞の対応が不規則または複数ある場合に、元になっていると考えられる動詞
例: ※○○ ※●● @××
:自他動詞ともに通則1に従わないのは、××の動詞が元になっているためである。
☆ 自他動詞が意味上(一部)対立しないもの
< >文語文法の活用による終止形
�@注:この情報が提示されている欄は便宜的にスペースをとっているので、メインの
表組の動詞分類(自・他/一段・五段)にあっているわけではない。
■分類表概略
大きくA、B、Cの3つのグループわけ、その中で下位分類をした。
形態を仮名で書くほうが見やすいが、対立を正確に把握するには、ローマ字表記にする必要があるので、ここでは併用(併記)してある。< >は文語の語形
グループA:共通語幹に「他動詞化辞」の「・s—」と「自動詞化辞」の「・r—」がついたペア
(「・す」) (「・る」)
下位分類 A—1 「・す」 対「・る」
例:渡す「wata・su」 対 渡る「wata・ru」
A−2 「・す」 対「・れる」(「・れる」は文語では「・る」下二段活用)
例:流す「naga・su」 対 流れる「naga・reru」
↑ ↑
<流す>「naga・su」 対 <流る>「naga・ru」
四段活用 下二段活用
A−3 「・せる」対「・る」 (「・せる」は文語では「・す」下二段活用)
例:寄せる「yo・seru」 対 寄る「yo・ru」
↑ ↑
<寄す>「yo・su」」 対 <寄る>「yo・ru」
下二段活用 四段活用
グループB:他動詞(の終止形「—u」)が元で、その語幹に「自動詞化辞」の「—er—」
または「—ar—」がついて自動詞が派生したペア
下位分類 B—1 自動詞化辞が「—er—」 ★文語では自他同形、活用形のみ異なる
(「—eる」)
1)意味概念が「完全体⇒非完全体」になる動詞
例:切る「kir・u」 対 切れる「kir・eru」
↑ ↑
<切る>四段 (同形)<切る>下二段
2)生産動詞(対象が生産物になる動詞)
例:炊く「tak・u」 対 炊ける「tak・eru」
↑ ↑
<炊く>四段 (同形)<炊く>下二段
3)その他
例:売る「ur・u」 対 売れる「ur・eru」
↑ ↑
<売る>四段 (同形)<売る>下二段
B−2 自動詞化辞が「—ar—」
(「—aる」)
2−1 他動詞の終止形が「—e・る」(文語では「—u」下二段活用)
例:上げる「ag・eru」 対 上がる「ag・aru」
↑ ↑
<上ぐ>「ag・u」」 対 <上がる>「ag・aru」
下二段活用 四段活用
2−2 2−1とベースは同じだが、文語他動詞が下二段と四段活用の二つ
があり、口語では四段活用が残ったため、見かけ上は、終止形が
「—u」の他動詞とペアをなしているように見えるもの
例:塞ぐ「fusa・gu」 対 塞がる「fusa・garu」
↑ ↑
<塞ぐ>「fusa・gu」 対 <塞がる>「fusa・garu」
四段活用 四段活用
(塞げる「fusa・geru」 対 塞がる「fusa・garu」)
↑ ↑
<塞ぐ>「fusa・gu」 対 <塞がる>「fusa・garu」
下二段活用 四段活用
グループC:自動詞(の終止形「—u」)が元で、その語幹に「他動詞化辞」の「—er—」か、
「—as—」またはその異形態の「—os—」がついて他動詞が派生したペア
下位分類 C−1 他動詞化辞が「—er—」 ★文語では自他同形、活用形のみ異なる
(「—eる」)
例:開く「ak・u」 対 開ける「ak・eru」
↑ ↑
<開く>四段 (同形) <開く>下二段
C−2 他動詞化辞が「—as—」
(「—aす」)
2−1 自動詞の終止形が「—u」 (文語でも「—u」)
例:動く「ugok・u」 対 動かす「ugok・asu」
2−2 自動詞の終止形が「—i・る」 (文語では「—u」上二段活用)
例:生きる「ik・iru」 対 生かす「ik・asu」
↑ ↑
<生く>「ik・u」 対 <生かす>「ik・asu」
上二段 四段
2−3 自動詞の終止形が「—e・る」(文語では「—u」下二段活用)
例:溶ける「tok・eru」 対 溶かす「tok・asu」
↑ ↑
<溶く>「tok・u」 対 <溶かす>「tok・asu」
下二段 四段
C−3 他動詞化辞が「—os—」
(「—o・す」)
3−1 自動詞の終止形が「—u」 (文語でも「—u」)
例:及ぶ「oyob・u」 対 及ぼす「oyob・osu」
3−2 自動詞の終止形が「—i・る」 (文語では「—u」上二段活用)
例:起きる「ok・iru」 対 起こす「ok・osu」
↑
<起く>「ok・u」 対 <起こす>「ok・osu」
上二段 四段
グループD:分類不能(個別に対応する自他動詞)
【解説】
これまでのように単に口語の形態の対立からグループを9〜11ほどに分類していたのでは、「自動詞化」と「他動詞化」を担う接辞は分かりにくかったが、文語の活用にも視点をあてることで、主要なペア動詞は、ほぼすべて上に示したようにA、B、Cに分類できる。
グループAの対応が示すとおり、自動詞化接辞の基本は「・r—」(「・る」)で、 他動詞化辞の基本は「・s—」(「・す」)である。「・す」は「す(=する)」の形態(音)と無関係ではないと思われる。グループBとCについても、派生自動詞は「・る」(「—e・る」「—a・る」)で、派生他動詞は「・す」(「—a・す」「—o・す」)になっている。
例外なのが、上のポイントにも書いた「—er—」(「—e・る」)である。しかし、下位分類をよく観察すればわかるように、この接辞は他の接辞とは出自が異なる。
・他動詞から自動詞へ ★接辞は二つのタイプに分けられる
元になる他動詞 「—u」 「—u」
↓ ↓
派生する自動詞 「—e・る」 「—a・る」
自動化タイプ1 自動化タイプ2
・自動詞から他動詞へ ★接辞は二つ(具体的には三つ)のタイプに分けられる
元になる自動詞 「—u」 「—u」 「—u」
↓ ↓ ↓
派生する他動詞 「—e・る」 「—a・す」 「—o・す」
他動化タイプ1 他動化タイプ2 他動化タイプ2’
それぞれのタイプ2は、文語の活用に視点をあてれば、基本的な自動詞化または他動詞化の接辞(「・る」と「・す」)の対応になっている。
一方タイプ1の「—e・る」のペア動詞は、文語においては自他(の終止形が)同形で、活用のタイプが異なっていた。四段活用の動詞のほうが元になって、もう一方の下二段活用の動詞が口語で下一段活用に移行して、「—e・る」の形態をもつようになった。つまり、文語では活用タイプの違いが、自動詞と他動詞の意味の区別に関係していたわけである。
例)他動詞が元になった場合
★終止形は同形
|
文語四段 「焼く」他動詞 → 口語五段 「焼く」 他動詞
文語下二段「焼く」自動詞 → 口語下一段「焼ける」自動詞
例)自動詞が元になった場合
★終止形は同形
|
文語四段 「開く」自動詞 → 口語五段 「開く」 自動詞
文語下二段「開く」他動詞 → 口語下一段「開ける」他動詞
したがって、この問題は、より根本的には、次の疑問に還元される。
★なぜ文語「焼く」では、自動詞が下二段活用で、他動詞が四段活用だったのか?
★なぜ文語「開く」では、他動詞が下二段活用で、自動詞が四段活用だったのか?
この先の考察については、稿を改めるが、次の点については指摘しておきたい。
自動詞と他動詞が同形ということは、共通した意味概念構造をベースにしているということである。そして、自動詞で使う場合と他動詞で使う場合を活用形で区別していた。逆に言えば活用形だけで区別できるほど、両者には共通したものを持っていたと見ることができる。
■分類表
グループA 共通語幹に「他動詞化辞
-s-」と「自動詞化辞 -r-」の両方がつく
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五段動詞 |
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一段動詞 |
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他動詞 |
自動詞 |
他動詞 |
自動詞 |
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グループ A−1 |
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他動詞化辞【・す】 |
自動詞化辞【・る】 |
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渡す |
渡る |
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下す |
下る |
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移す |
移る |
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写す |
写る |
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帰す |
帰る |
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返す |
返る |
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直す |
直る |
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残す |
残る |
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通す |
通る |
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回す |
回る |
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※起こす(注1) |
※起こる |
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@起きる←<起く> |
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グループ A−1’ |
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足す☆ |
<足る>(注2) |
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足りる☆ |
注1)
文語「起く」(下二段)が口語「起きる」へ移行。
「起こす」「起こる」は、動詞は「起きる」<起く>が元になっていると考えられるためどちらも通則1には従わない。
※文語自動詞の「起く」から「起こす」が派生(グループC−3−2を参照)し、それに対応する自動詞として、「起こる」が生まれたと考える。
注2)
文語自動詞「足る」が他動詞「足す」とペアになっているので、ここに分類する。
※「足る」は現在でも定型句として使用される。(「信頼にたる人物」など)文語「足る」(四段)は一段動詞化を経て、口語の「足りる」になった。また、「足す」と「足りる」は、「用を足す」「用が足りる」、「〜に水を足す」「水が足りる」などでは意味上対応するが、「足し算」の場合は対応しない。
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五段動詞 |
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一段動詞 |
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他動詞 |
自動詞 |
他動詞 |
自動詞 |
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グループ A—2 |
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(注3) |
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他動詞化辞【・す】 |
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【・れる】←自動詞化辞<・る> |
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流す←<流す>四段 |
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流れる←<流る>下二段 |
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離す |
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離れる←<離る> |
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隠す |
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隠れる←<隠る> |
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崩す |
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崩れる←<崩る> |
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汚す(よごす) |
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汚れる←<汚る> |
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汚す(けがす) |
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汚れる←<汚る> |
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倒す |
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倒れる←<倒る> |
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壊す |
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壊れる←<壊る> |
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現す (注4) |
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現れる←<現る> |
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表す (注4) |
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表れる←<表る> |
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※剥がす @<剥ぐ>(注5) |
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※剥がれる←<剥がる> @<剥ぐ>(注5) |
注3)
このグループの自動詞は文語で下二段だったが、口語で下一段に移行したことで、自動詞の活用語尾が「る」から「れる」になった。文語でみれば、Aグループに共通する「す」と「る」の対立がある。
注4)
通則1の<許容>によって次のように送ることもできる
現わす、表わす / 現われる、表われる
注5)
口語では「剥ぐ」は他動詞として使われるが、文語では他動詞(四段)の「剥ぐ」とは別に自動詞(下二段)の「剥ぐ」があった。つまり、文語では自動詞が「剥ぐ」と「剥がる」の二つあったことになる。「剥がれる」「剥がす」が通則1に従わないのは「剥ぐ」が元になっているためである。
(「はぐ」については、B−1も参照のこと)
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五段動詞 |
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一段動詞 |
|
|
他動詞 |
自動詞 |
他動詞 |
自動詞 |
|
グループ A−3 |
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自動詞化辞【・る】 |
【・せる】 注6 ←他動詞化辞<・す> |
自動詞化辞【・る】 |
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寄る<寄る>四段 |
寄せる←<寄す>下二段 |
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乗る<乗る>四段 |
乗せる←<乗す>下二段 |
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