日本語教師とっておなじみ問題の、「が」と「は」の使い分けです。
「もう風邪は治りましたか」
「熱は下がりましたが、咳が出ます」
この回答は、どうして「熱は」「咳が」となるのでしょうか。
対比の「は」ととるならば、咳についても対比とすべきで「熱は下がりましたが、咳<は>出ます」となるべきのように思えますが、「熱は下がりましたが、咳<が>出ます」のほうが自然に思えます。
咳は新情報だから「が」と考えるとするならば、「熱」も新情報なので「が」のような気がします。でも「熱<が>下がりましたが、咳が出ます」より「熱は下がりましたが、咳が出ます」のほうが自然に思えませす。
どうして「熱」と「咳」に対して、別の扱いになるのか、どう考えてもわかりません。
ひょっとして「熱が下がりました」という部分が、「熱についてはもうない」というのと同じ意味なので、感覚的には否定だから「否定の<は>」が使われているのだろうか、というような気もしますが、やっぱり納得できないです。
どうして「熱が」「咳は」なんでしょうか。
お手数ですが、お教えください。 |
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