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「へ」の導入


過去ログ(管理人) さんのコメント
 (2003/10/16 02:23:46)

※これは過去ログを整理したものです(管理人)

No.667
投稿時間:03/03/21(Fri) 16:08
投稿者名:ひで
Eメール:HIRO813@aol.com
URL :
タイトル:「へ」 の導入について

こんにちは

日本語を勉強していると難しい点がどんどん出てきて
勉強をもっともっと頑張らなければと意識させられます。

今回は格助詞「へ」 の導入について教えて頂きたいのです。

〜さんは〜へ行きます。

の文において、「へ」は帰着点、方向を表していることは
分かるのですが、これをどのように導入、説明すれば
良いのでしょうか?


というのも、自分で理解していても、生徒に理解してもらえなければ
どうしようもありませんよね。
「へ」に限らず、助詞全般に関して生徒に教えるときは
どのように教えるのが良いのでしょうか?

媒介語を使うべきなのか、それとも絵やカード、道具などを
使うのが良いのでしょうか?


基本的なことも儘ならない私です。
どうぞアドバイスの程宜しくお願いします!

No.671
投稿時間:03/03/25(Tue) 23:37
投稿者名:Oyanagi
Eメール:oyanagi@tky2.3web.ne.jp
URL :
タイトル:Re: 「へ」 の導入について

こんにちは。Oyanagiです。

> 今回は格助詞「へ」 の導入について教えて頂きたいのです。
>
> 〜さんは〜へ行きます。
>
> の文において、「へ」は帰着点、方向を表していることは
> 分かるのですが、これをどのように導入、説明すれば
> 良いのでしょうか?

ひでさんが、どのようなところで日本語の「教え方」を勉強されたかはわかりませんが、「導入」というものがそもそもどのようなものなかを、まず「見学」なり「実習」なりで勉強されたのでしょうか。

たとえば、「へやで勉強する」の「で」の導入はできるけれども、「へ」の導入がうまくできない、ということなのでしょうか。

もしそうでないとしたら、同じ疑問は「へ」でも「で」でも「を」でも出てくるのではないかと思います。媒介語を使わないで直接法で教える際に、文法点の導入がどのようにされるのか、そういった全体的なことをまず身に付けてみてはどうでしょうか。

ちなみに、『人がある場所へ行く』という動作(出来事)は(多くの他の動作と同様に)日本人だけがすることではありません。つまり、
★そのような動作を“日本語では”「○○は〜へ行きます」という文型を使う
ということを示してあげれば、それが導入になります。ですから、それを示すために、絵カードで、「人」と「場所」と「方向の→」が書かれているものを使ってもいいし、黒板にそれと同じものを書いてもいいし、または人形を使って移動することを示してもいいし、自分が実際に教室の中で移動することでそれを示してもいいわけです。

あまり具体的なアドバイスにはなっていませんが、もし「導入」というものが一般的にどのように行われるのかが分からないようでしたら、上にも書いたように、「見学」なり「実習」なりをすることをお勧めします。
(つれないレスですみません)


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