過去ログ（管理人） さんのコメント
(2003/10/16 01:51:40)
※これは過去ログを整理したものです（管理人）
No.553
投稿時間：03/01/05(Sun) 17:53
投稿者名：栗きんとん
Ｅメール：happymanta2002@ybb.ne.jp
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タイトル：「ずいぶん」と「よく」
みん日?の「復習G」の３の３）についてです。
初級の学生へなんと説明したらいいか考えています。
「ハンス君は最近日本語が（a.よくb.全部でc.ずいぶん）上手になりました」とあります。
答えはｃなのですが「よく」「ずいぶん」は両方とも「とても」の意味がありますよね。
「ずいぶん〜になりました」の文型で教えたほうがいいのでしょうか。
No.555
投稿時間：03/01/07(Tue) 00:12
投稿者名：栗きんとん
Ｅメール：nayokurikinton@crocus.ocn.ne.jp
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タイトル：Re: 「ずいぶん」と「よく」
考えていたらなんとなくわかってきました。
「よく寝られるようになりました」という文も作れましたね。
「よく」の後に形容詞はきませんね。
「よく元気になりました」はだから変なんですね。
No.556
投稿時間：03/01/07(Tue) 00:47
投稿者名：oyanagi
Ｅメール：oyanagi@tky2.3web.ne.jp
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タイトル：修飾の違い
栗きんとんさん、こんにちは。管理人のOyanagiです。
> 答えはｃなのですが「よく」「ずいぶん」は両方とも「とても」の意味がありますよね。
> 「ずいぶん〜になりました」の文型で教えたほうがいいのでしょうか。
この質問を次のように解釈して、簡単ですがコメントを書いておきます。どうぞ参考になさってください。
■学習者が「よく」には「とても」の意味があるから、ここで使うことができるのではないか、と質問された場合にどう指導するか？
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まず、「よく」には「とても」の意味があると考える理由は何でしょうか。「よく」を「とても」の意味で以前に導入したことがあるのでしょうか。それは「よくわかります」「よくできます」「よく働きます」のような動詞といっしょに使う文でしょうか。それについて考えてみてください。
次に、（かりに「よく」に「とても」の意味があるとしても）「よく」が直接形容詞を修飾してその程度を強調する用法があるかどうか確認してください。
例えば、「よく大きいです」「よく長いです」「よく上手です」などが言えるでしょうか。
次に「ずいぶん」が形容詞を直接修飾することができることを確認してください。例えば「ずいぶん大きいです」「ずいぶん長いです」「ずいぶん上手です」などは言えるでしょうか。
次に「ずいぶん〜になりました」だけ取り出すと、上のような違いが見えてこないことを確認してください。
例えば、「よく【話せるよう】になりました」という言い方ができるわけですから、「〜になりました」の場合には「ずいぶん」と一緒に使います、のように指導するのがいいのか疑問が残ります。
最後に、上で確認したこと（：「よく」と「ずいぶん」の修飾の仕方の違い）が学習者に説明するのに十分かどうか考えて下さい。
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以上ですが、このテキストでの文型の導入の順番は考慮していないので、最終的にどのように指導するのがいいのかは、上のことを参考にして、考えてみて下さい。
No.557
投稿時間：03/01/07(Tue) 00:50
投稿者名：oyanagi
Ｅメール：oyanagi@tky2.3web.ne.jp
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タイトル：遅いコメントで失礼しました
栗きんとんさんの「５５５」の投稿を読まずに「５５６」を投稿してしまいました。
私が書いたコメントと同じことを栗きんとんさんもお考えのようですね。その方向でうまく授業をこなしてください。
No.560
投稿時間：03/01/07(Tue) 17:46
投稿者名：栗きんとん
Ｅメール：nayokurikinton@crocus.ocn.ne.jp
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タイトル：Re: ありがとうございました
丁寧なコメントありがとうございました。
oyanagiさんのメールでさらに整理ができてきました。
明日から仕事始めなので、またがんばります。