過去ログ（管理人） さんのコメント
(2003/10/14 13:14:45)
※これは過去ログを整理したものです。（管理人）
[358] たくさん・少しの教え方 投稿者：はるか 投稿日：02/04/02(Tue) 09:55
ボランティアでこれから日本語を教えようとしている者です。
「たくさん・少し」というのはどのように教えたらいいのでしょうか。
「ふつう」（ということばは教えなくても）と比較した方が
いいのでしょうか？
よろしくお願いします。
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[359] Re: たくさん・少しの教え方 投稿者：Oyanagi 投稿日：02/04/03(Wed) 23:51 <URL>
はるかさん、こんにちは。
> 「たくさん・少し」というのはどのように教えたらいいのでしょうか。
> 「ふつう」（ということばは教えなくても）と比較した方が
> いいのでしょうか？
> よろしくお願いします。
直接法（媒介語を使わない）っていうことでしょうか。
たいていは、絵カードなどを使って、＜量＞の概念と単語を
結び付けて導入して、あとは教室にあるもの、学校にあるもの
一般的でよく知られていることへと、学習者と教師で知識を共有
していて確認できることで文を作って、使い方がある程度定着したら、
個人の世界（＝それが事実かどうか相手は分からないこと）について
聞いたり答えたりする練習をするのがいいでしょう。
おそらく、気になっているのは『どこからどこまでが＜少ない＞で
どこからが＜多い＞のか』という判断だと思います。
これについては、そもそもこの形容詞は「相対的」で「主観的な」要素
があるわけですから、その点で最初に混乱させないように、
ほとんどの人が”普通の状況において”＜多い＞＜少ない＞と判断できる
ものから入って、人によって、状況によって多かったり、少なかったりするものについてはあとに回すようにすればいいでしょう。
そのへんがポイントになると思いますが、＜普通＞というのがどの辺に設定されるかによって判断がことなる場合の対処の仕方についてはまた別に改めます。
まずは、はるかさんのお考えを教えてください。
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