「食べている理由」は外の関係? [コメントする]

「食べている理由」は外の関係?


トマト さんのコメント
 (2005/10/08 13:39:45 -
E-Mail)

第2言語習得について研究している大学院生です。日本語文法について知識が不足していて寺村秀夫などを呼んでいます。

庵功雄ほか、「日本語文法ハンドブック」に載っている名詞修飾節のところで、

a 食堂でラーメンを食べている田中さん
(ほか2文)は内の関係
b田中さんが食堂でラーメンを食べているといううわさ
c田中さんが食堂でラーメンを食べている理由
上記の2文が外の関係として例文が載せてありますが、
「(ある)理由で 田中さんが食堂でラーメンを食べている。」  と考えて「内の関係」に分類するのはまちがいでしょうか。

どなたか教えていただけると助かります。

日本語の文法を考えるときに、どうしても英文に置き換えた場合のことを思いついてしまいます。


少々お待ち下さい

Oyanagi さんのコメント
 (2005/10/13 01:55:11)

トマトさん、こんにちは。管理人のoyanagiです。

先週末にご質問についての回答を半分ほどまとめたのですが、途中で「理由」という言葉のちょっと特殊な面が気になって、保留にしてあります。
「日本語文法ハンドブック」の内容も確認しました。ちょっと不親切なまとめ方だと思いました。

今週末には、私なりにまとめたものをアップしますので、少々お待ち下さい。

きっと大学院の勉強のほうはどんどん進んでいることだろうと思いますが、その後何か得たものがあったら、ぜひ教えてください。今回のご質問は、私もいろいろと勉強になりそうです。

(愚痴)
今週はほんと忙しいです・・・。


「内」と「外」

トマト さんのコメント
 (2005/10/13 14:57:24)

おいそがしい所返信いただきまして、ありがとうございます。
もともと「内の関係」「外の関係」という用語を提案した寺村秀夫氏自身が、次のような例文を出して、必ずしも明確に二分できないとしています。
  ア 彼が出家した動機   
  イ 彼はその動機で出家した
アの文をイからの書き換えと考えれば、「内の関係」に入れてもよいが、意味の上からは「外の関係」になる。
と述べています。
 そのように考えればいろいろと中間的な例が出てきます。
 小学校の教科書に出てくる連体修飾節を分類してみているのですが、
  ウ 0.1を132こ集めた数
  エ 0.1より小さい数
 ウの文は「その数は、0.1を132こ集めたものだ」という形の「外の関係」。
 イの文は「その数は0.1より小さいものだ」とすることもできるが、「その数は0.1より小さい」とするほうが自然に思えます。すると「内の関係」にはいると考えられます。
 オ 子葉になるところ
 カ あなたのすんでいるところ
 キ はっきりしないところ
では、オとカまでは「内の関係」でも、キは「外]?

文法というと英語の文法くらいしか学習した覚えがなく、改めて日本語の奥の深さを感じています。

P.S. お子さんが8月にご誕生されたと伺いました。ちょうど冬になるころには小春日和にベビーカーでお散歩にちょうどよい月齢になりますね。ちなみに私は、もうすでに中学生の子どもがいます。


「内」と「外」の中間もあり?

Oyanagi さんのコメント
 (2005/10/16 05:45:26)

トマトさん、こんにちは。管理人のoyanagiです。

お子さんはもう中学生ですか。私も世間並みの年で結婚して子どもができていたら、中学か高校ですから、トマトさんとは同じくらいの世代でしょうか。最近は、うちに帰ると、子どもと遊んでばかりで、すっかり勉強しなくなった私です。今回は久しぶりに頭に刺激を与えてみました(笑)

さて、私も実は大学では「英米科」という学科で勉強して、日本語教師になったので、英語との対比は常に気になっていましたが、連体修飾節について言えば、いわゆる同格節と呼ばれるものとの比較になりますね。ただ、卒業して何年もたつとすっかり「文法」のことは忘れてしまって・・・(笑)
ちなみに、英語との対比という点では、あとで紹介する『日本語の文法(下)』はところどころに英語が紹介されていて役に立つと思います。
私が日本語教師養成講座の時に買わされて勉強した本です。(日本語教師のための古典的(?)な文法読本だと思います)

今回は、あまり勉強する時間がとれず、結論を出してみたものの、なんか消化不良といったところです。そのへんのところは最後のほうに「気になっていること」に書きました。いつものように長い文章ですが、どうぞおつきあいください。
※最初いただいたご質問についての考察です。
 二回目の投稿でいただいたご質問はまた改めて投稿します。一部はこの考察で少し光りが見えてきそうな気がしますが。「内」か「外」かどちらかにすっきり分類できないものがあることは確かです。

■「理由」が被修飾名詞になる場合を考える

トマトさんが悩んでいる用例を考える上で、まずそれと比較できるようなほかの文を提示しておきます。
(2)がトマトさんが提示された例です。( )内はoyanagiが追加しました。

(1)私が木村から聞いた理由(はそれとは違っていた)
   ↑
  <私は【その理由を】木村から聞いた>
       ↑
     <田中さんが食堂でラーメンを食べている理由>

(2)田中さんが食堂でラーメンを食べている理由(は安くておいしいからです)
   ↑
  <田中さんは【その理由で】食堂でラーメンを食べている>

(3)安くておいしいからという理由(で、田中さんは食堂でラーメンを食べている)
   ↑
  <【理由】=【安くておいしい(から)】>

この三つの使われ方をみると、(1)は明らかに「内の関係」で、(3)は明らかに「外の関係」(=同格節/内容節)だと言えます。

で、問題の(2)は、「で格」で修飾節の補語としての位置におさまるので、爐海糧獣琶法爐らすれば、「内の関係」と言えるでしょう。

それでは、なぜ『日本語文法ハンドブック』では、これを「外の関係」としているのかを考えてみます。

■外の関係の分類『日本語文法ハンドブック』

トマトさんが用例を出された参考書を見てみました。この参考書では、疑問に思われた「理由」の用法と同じ用法として、次の単語が挙げられています。

「原因」「理由」「秘訣」「結果」

そして、その分類理由は、「彼が留学した理由は」は「留学の理由は」のように、N1+N2という関係をもっているからだとしています。
(以上 『日本語文法ハンドブック』スリーエーネットワーク 188〜189ページ)

この参考書では、外の関係を、内容説明となる用法、そして上の用法の二つを代表例として挙げ、次の「もう少し」というコーナーで他の用法として、「相対的」関係を表す用法として、「前日」「翌日」「〜前」「〜後」を挙げています。

この分類は、寺村氏の文法書を読んだ人にとっては、ちょっと分かりにくい分類になっていると思います。寺村文法では、「原因」「結果」のような単語で、修飾節と被修飾名詞が因果関係を表すものも広く「相対名詞」として扱っていたと思います。そこで、まず寺村文法の「外の分類」をまとめてみて、それを『日本語文法ハンドブック』のものと比べてみます。

■外の関係の分類(寺村文法)

※以下の[ }で示した分類と名称は、寺村氏執筆の『日本語の文法(下)』国立国語研究所
 によっていますが、細かい分類は省略しています。記号、番号も異なります。
※Bの下位分類と名称はoyanagiがつけたものです。オリジナルは後で引用します。
※例文は、トマトさんの疑問に思われた文に似せてoyanagiの作文したものです。

 ★外の関係
  A[内容節]
   1)[発話・思考の内容を表す連体節]
     「〜という」が必須・・・「彼がラーメンを食べるという噂(を聞いた)」
   2)[「コト」を表す連体節・句]
     「〜という」は任意・・・「彼がラーメンを食べる〔という〕夢(を見た)」
   3)[知覚の内容を表す連体節]
     「〜という」は不可・・・「彼がラーメンを食べる姿(を想像する)」
 
  B[相対性の名詞と「逆補充」](相対的な内容補充修飾)
     1)位置の相対性・・・「彼がラーメンを食べる横(で本を読む)」
     2)時間の相対性・・・「彼がラーメンを食べる前(に店を出る)
     3)因果関係・・・・・「彼がラーメンを食べた残り(を片付ける)」
                「彼がラーメンを食べた結果(を報告する)」
                「彼がラーメンを食べた罰(として・・・)」
                「彼がラーメンを食べられない焦り(を表現する)」

今回の問題で重要となるのはBですが、Bの1)と2)は相対名詞という名称がぴったり来るのですが、3)を含めることには異論もあります。ただ、次のように考えて同じ分類としています。

「横」は何か基準があってはじめて意味がとれるし、「〜前」も「〜後」も同様です。
一方、因果関係の単語は、すべて、「何かをする/したことによって生じる物事」を表しています。
「横に立て」と言われても、何を基準に横なのかわからなければ行動できないと同じように、「残りを片付けろ」と言われても、何をした残りなのかわからなければ行動できません。「結果」も「何かした」後でなければ「結果」もないわけです。

このように、Bの単語はすべて、“その単語のみでは意味が充足しない”ものです。かならず何かがあって、それに対してどうなのかを示す単語です。そういう意味で広くとらえれば、因果関係もBに含めていいという見方です。

■「理由」を「外の関係」に含める理由を考える

まず、上で紹介した寺村氏の本では、Bの例(相対性の名詞)として何が挙げられているか、下に引用しておきます。
ローマ数字は算用数字に変えてあります。

ーーーp.117ーーーー

6 上、下、右、左、中、外、前、後、原因、理由、結果
  一方、一面、ほか、半面、反面
  すき、途中、帰り、途中、横、名残り、最初、最後、当日、前日、翌日、
  中、相手、同志、
7 悲しみ、寂しさ、落着かなさ、やましさ、焦り、不安、怒り

ーーーーーーーーーー
その後、「別段相対的な性質をもっていると思えないものでも、連体の構文としてはこれに準じた使い方ができるものもかなり多い」として、次のような例を挙げています。
ーーーp.118-119ーーー
(1)唇をあてたよごれ
(2)たばこを買ったおつり
(3)よろめいた拍子に
(4)柩を焼く煙は・・・
(5)塚を掘ったたたり
(6)鮎子を棄てる疚しさから・・・
(7)愛する者に死なれる悲しさを・・・
(8)体がこれを知っている証拠に・・・
ーーーーーーーーーーーー


上に引用したように、寺村氏は、「理由」を「外の関係」になる単語して挙げています。
★ここに注目★
書かれている場所から推測すると、「前後」関係のつながりとして「因果」関係をとらえているようです。


ちなみに、『日本語文法ハンドブック』に書かれている第二の用法は、紹介されている用例から考えて、Bの3)に相当するものと思われます。そして「もう少し」のコラムで補足している用法がBの1)2)に相当します。

さて、ここからが核心ですが、

★ここに注目★
「因果関係」を表す名詞は、「因」にあたる単語と「果」にあたる単語があるわけですが、「因」にあたる「原因」は「理由」と同様、連体修飾節の文に補語として戻すことができそうです。

※「因」に関連する単語は、『日本語文法ハンドブック』にも書かれている「秘訣」も入るでしょう。
 「何かがうまくできるようになる理由」と考えればいいわけです。
  ただし、「秘訣」は、元の文に戻す作業をすると、ちょっと不自然かもしれませんね)

(ア)「事故が起こった原因は・・・」
    ↑「その原因で(それが原因で)事故が起こった」

(イ)「彼と結婚したきっかけは・・・」
    ↑「そのきっかけで(それがきっかけで)彼とけっこんした」

(ウ)「すぐに女性をくどきおとせる秘訣は・・・」
    ↑?「その秘訣ですぐに女性をくどきおとせる」

ところが、「果」にあたる単語の場合は、それができません。

(エ)「これを実行した結果は(あとで報告します)」
    ↑×「結果|これを実行した」

(オ)「彼女にふられた悲しみ(から・・・)」
    ↑×「悲しみ|彼女にふられた」

★ここに注目★

さて、このように格助詞をつけて補語として戻すことができるので、「内の関係」であるとしている参考書が実際にあります。

『基礎日本語文法ー改訂版ー』益岡隆志 田窪行則(くろしお出版)

ーーー p.200 例(6)ーーー
 花子が学校を休んだ原因(「(その)原因で休んだ」という関係)
ーーーーーーーーーーーーーーー

この例からすれば、「理由」も「内の関係」であると考えていいことになります。


■「原因」「理由」とそれに類似する単語の位置づけ(まとめ)

先の投稿で「理由」の特殊性のことが気になると書きましたが、いろいろ考えてみた結果、因果関係のうち、「因」に関連する単語の場合、「内の関係」と「外の関係」の中間に位置するとみたほうがいいのではないかと思いました。

因果関係の「果」のほうは、どのような格助詞をつけても連体修飾節に補語して戻すことはできませんから、問題なく「外の関係」と言えますが、「因」のほうは、構文上は「内の関係」ですが、意味上(その単語の意味特徴が相対的な関係を有しているということ)は「外の関係」と爐弔覆っている燹△里世塙佑┐討澆泙靴拭


■ちょっと気になっている点(まとめ:消化不良)

「内の関係」であることを示すために、修飾節の中に格助詞をつけて戻せるかどうかをみるわけですが、果たして、上に示したような戻し方が“正しい戻し方”なのかどうかですね。

それと関係して、次のような文は、元に戻せないので「内の関係」の連体修飾節が作れないとされています。

(カ)×「山田がデパートに行った田中」
     ↑<山田が【田中と】デパートに行った>
      注)「一緒に」が入っていれば可能

そして、できない、または不自然な例として「原因の<デ格>」があります。
(キ)??「家がつぶれた台風」
      ↑<【台風で】家がつぶれた>

(ク)??「学校を休んだ風邪」
      ↑<【風邪で】学校を休んだ」

このようなことを踏まえると、次のような見方ができるような気がします。

“具体的な”原因を表す「デ格」の補語は、内の関係の連体修飾節を作れません。ですから、抽象的な言葉として「原因」とか「理由」とか「きっかけ」になった場合は、見かけ上内の関係の連体修飾節を作れますが、これはあくまで見かけ上で、実際は、それ自体で意味が充足しない単語なので、“内容を補充する節”が必要となります。そのような見方をすれば、そのような節は「外の関係」になるのではないでしょうか。

まあ、見方を変えただけで、結論は、「内の関係」と「外の関係」の中間だということにはかわりがないのですが、この考え方は、下に紹介する西山氏の「不飽和名詞」と連体修飾節の関係と非常に関係があると思います。しかし今回は深く踏み込むことができませんでした。

■蛇足1(『日本語文法ハンドブック』の不親切さ)

この本は非常によくできている本ですから、けちをつける気は全くないのですが、分類にあたたって、「N1のN2」になる、などと書かれても、他の用法との整合性がなく、ちょっと面食らってしまうのではないでしょうか。

私が思うに、最後に書かれている参考図書の
益岡隆志『新日本語文法選書2 複文』(くろしお出版)
が影響しているのかもしれません。とはいってもこの本の中身は確認していません。
ですから、まったくの憶測です。たまたま益岡氏が『月刊言語』1997年2月号の特集「例解日本語文法」で連体修飾について小論を載せているのを読んでいたので、そう思いました。

益岡氏は、ここで因果関係を表す外の関係がどのような条件で生まれるのかを検証しています。
「魚の焼ける匂い」はいいが、なぜ「魚の焼ける煙」はだめか、とか
「ナイフで切った傷」はいいが、なぜ「柱にぶつけたたんこぶ」はだめか、などです。
そこで、氏は連体修飾節中の名詞を使って「名詞1の名詞2」が成立するかどうかをみることを提案しています。このような言い方ができるなら、因果関係の外の関係の文も成立するというわけです。

おそらくこのような分析を踏まえて、因果関係を表す外の関係の分類として「N1のN2」になるというような説明が生まれたのではないでしょうか。

■蛇足2(もっと勉強するために)

「内の関係」「外の関係」というと、その命名者である寺村氏の文法がまず第一に挙げられますが、特に外の関係の分析については、まだまだ未解決のものも多く、(今回のご質問を受けて)私自身もっと勉強しなければいけないと痛感しています。

ちなみに、私が今回のご質問について考えるにあたって、読み返した論文には次のものがあります。どれも「内の関係」「外の関係」と重なりながらも、独自の視点で連体修飾を斬っていて、おそらくこのようないろいろな視点から考察すると、もっと奥深いところまで見えてくるのではないかと思います。

『日本語学』2004年3月号(明治書院)特集「連体修飾とは何か」
 奥津敬一郎「連体修飾とは何か」
 西山佑司「名詞句の意味と連体修飾」
  ※特に西山氏の提唱する「非飽和名詞」と連体修飾との関係は重要です。
 加藤重広「連体修飾の誤用論」
  ※特に外の関係の分類の一つとして「随伴物を表す」を挙げて解説している部分は重要です。

『月刊言語』1997年2月号(大修館書店)特集「例解日本語文法」」
 益岡隆志「魚の焼ける匂い」因果関係を表す連体修飾表現

■余談
実は私が日本語教師になって、初めて買った専門書は寺村氏の「日本語のシンタクス1、2」でした。日本語教育のための文法を勉強するにはとても良い本だったと今でも感謝しています。それだけに亡くなられたことを大変残念に思います。


曖昧なところがおもしろい

トマト さんのコメント
 (2005/10/17 09:39:27 -
E-Mail)

わかりやすい例文を挙げていただいて、かなりすっきりしました。
もともと文法は実際の言語を分析して作られたものですから、説明のつかないあいまいな部分があるものだと思います。そこが面白い所かもしれませんね。

寺村先生の著作は私にとっても研究のきっかけを与えてくれた大切なものです。
ご紹介いただいたほかの文献にもあたってみます。


できれば「説明がつく曖昧さ」がいいですね

Oyanagi さんのコメント
 (2005/10/17 23:29:03)

トマトさん、レスありがとうございます。

----トマトさん----
もともと文法は実際の言語を分析して作られたものですから、説明のつかないあいまいな部分があるものだと思います。そこが面白い所かもしれませんね。
----------------------
言葉について考えるおもしろさとはそういうところにあるんだと思います。私は興味があって、認知言語学を少し勉強しましたが、それで得た最も大きいことは、文法も含めて、「脳」で処理される限り、グレーゾーンはあるのが当たり前で、そうでなければ、思考は柔軟性を失うし、言語も固定化された退屈なものになるということがわかったことです。

ですから、欲張りなことを言えば、「説明のつく曖昧さ(グレーゾーン)」の部分を見つけることが、一つの楽しみでもあるわけです。

=====
誤字の訂正

参考文献のところに誤字がありました。次のように訂正します。
【誤】
  加藤重広「連体修飾の誤用論」
【正】
  加藤重広「連体修飾の語用論」


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