歯医者に行く [コメントする]

歯医者に行く


過去ログ(管理人) さんのコメント
 (2003/10/13 23:18:57)

※これは過去ログを整理したものです(管理人)

[161] 歯医者 投稿者:yukari 投稿日:01/06/10(Sun) 19:55 <URL>

あれ?猫が・・・!マウスにつられて走る、走る。かわいい!
というわけでしばし見とれて遊んでしまいました。
ところで先日初級のクラスで、歯が痛そうな人と歯科医院の絵を見て、文を作る練習問題があったのですが、私が「歯医者に行く」と言うと、中国の学生から質問が出ました。「歯科医院に行って」「歯医者に会う」ので、「歯医者に行く」はヘンだと言うのです。言われてみれば、日本語では「医者に行く」「歯医者に行く」と言いますが、医者は場所ではなく職業名ですよね。だから、本来「病院に行く」「歯科医院に行く」が正しいことになります。
gooの和英辞典で「歯医者」を調べると、歯医者はdentistで、「歯医者に行く」go to the dentist爐箸△蠅泙靴拭F本語も英語も、歯医者とか医者は、単なる職業名だけではなく、広義で病院も指すのでしょうか。この件、自分でもう少し調べるつもりでしたが、猫ちゃんにつられて、つい書き込んでしまいました。
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[162] Re: 歯医者(拡張の一種?) 投稿者:Oyanagi 投稿日:01/06/11(Mon) 00:30 <URL>

Yukariさん、こんにちは。
> あれ?猫が・・・!マウスにつられて走る、走る。かわいい!
> というわけでしばし見とれて遊んでしまいました。
かわいいでしょ。私もつい先日あるHPで見つけて、「どうしてもほし〜い!」と思っていたら、たまたまHP素材を提供しているサイトで発見しました。猫だけじゃなくて、犬のバージョンもあるようですよ。
私のHPの一番下にサイトを紹介しているのでよかったら訪問してみてください。
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> ところで先日初級のクラスで、歯が痛そうな人と歯科医院の絵を見て、文を作る練習問題があったのですが、私が「歯医者に行く」と言うと、中国の学生から質問が出ました。「歯科医院に行って」「歯医者に会う」ので、「歯医者に行く」はヘンだと言うのです。言われてみれば、日本語では「医者に行く」「歯医者に行く」と言いますが、医者は場所ではなく職業名ですよね。だから、本来「病院に行く」「歯科医院に行く」が正しいことになります。
このテーマは確か以前に・・・と思って、<文法情報リンク集>を見てみたら、ありました!
かつみーこさんのメールマガジンで今年の3月1日号で扱っています。
念のために内容を再度チェックしてみました。数人の方から意見や調べた結果が投稿されたものが紹介されています。
<文法情報リンク集>からはバックナンバーのページにリンクが張られているので、3月1日号のあるページに行き着くまで結構大変ですから、そのページのアドレスを下に書いておきますね。
☆http://macky.nifty.com/cgi-bin/bnadisp.cgi?M-ID=katsumieko&ST=41
(もしまだご購読されていないようだったら、ぜひお勧めします。とっても役に立ちますよ)

> gooの和英辞典で「歯医者」を調べると、歯医者はdentistで、「歯医者に行く」go to the dentist爐箸△蠅泙靴拭F本語も英語も、歯医者とか医者は、単なる職業名だけではなく、広義で病院も指すのでしょうか。この件、自分でもう少し調べるつもりでしたが、猫ちゃんにつられて、つい書き込んでしまいました。
日本語は英語などと比べると、場所名詞と物名詞、人名詞をかなりはっきり区別する言語のようですね。場所名詞ではないときには、「〜のトコロ」のように「ところ」を補ってあげないとだめなことが多いです。
例)walk to the door「ドアのところに歩いて行く」
  walk to her 「彼女のところへ歩いて行く」
「医者に行く」という表現は、そんな区別に厳しい日本語であっても、”拡張”される部分があることを示す一例だと思います。
専門用語ではこの”拡張”は<メトニミー>の一種と考えられていて、『人』→『その人がいる場所』のように空間的に拡張されています。
このような関係に解釈されるのは通常の人ではなく、「医者」特に専門的な名称がついた場合(目医者、歯医者)に成立するようです。
「医者に行く」も今では慣用句のようになっているように思います。
ということで、「医者に行く、◯医者に行く」はあくまでも慣用表現として扱うほうがいいのではないかと思います。
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ところで、「病院に行く」と「医者に行く」の2つの表現があることは、考えてみると便利ですよね。
「病院に行く」の場合には必ずしも「自分が病気で医者に診てもらいに行く」場合だけじゃなくて、「見舞いに行く」場合もありますが、「医者に行く」の場合は前者の場合だと言えるでしょうか。
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逆に日本語は『場所』→『その場所にいる人』という拡張は得意なようでたくさんあります。このへんに言語の特徴が表われていて面白いなと思います。
「こちら」→「私(たち)」
「そちら」→「あなた(たち)」
昔のことを考えると、
基本的な人称名詞の多くはなんらかの場所を示す言葉から派生したらしいです。
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これからもときどきご訪問くださいね。
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[163] Re^2: 歯医者(拡張の一種?) 投稿者:yukari 投稿日:01/06/11(Mon) 20:53 <URL>

早速のレス、ありがとうございます。私も少し調べてみましたが、日本国語大辞典によると、「医者」と言う言葉は明治時代以後、西洋医学と共に流入してきた言葉で、それ以前は「くすし(薬師)」。とすると、「医者に行く」は、比較的最近できた表現と言うことになります。
またかつみーこさんのメルマガで、前後左右さんが調べられたことによると、「医者に行く」と言う表現を始めて使ったのは、多分夏目漱石と言うことでしたが、英語の影響を深く受けている漱石や、明治時代の翻訳調の文章などが、もともと英語にあったgo to the dentist爐噺世Δ茲Δ文世なを、広めたのかもしれないと思いました。
英語と日本語の比較、また拡張について、お忙しい中、興味深い情報をありがとうございました。
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