しらたまさん、勉強部屋掲示板へようこそ。管理人のoyanagiです。
さて、「どれだけ」との違いについては、拙著「ニューアプローチ中級日本語」に対する質問として、日本語オンラインの旧掲示板に投稿されたものがあり、当時、その質問に対して、次の場所に私がコメントを書いておりますので、一度ご覧になってください。
http://nihongo-online.jp/tree42/treebbs.cgi?log=6167
「くらい」は、<だいたい>の量、程度を示す場合に使われる言葉で、「だけ」は量、程度を<限定する>言葉です。これが基本で、<限定>という意識が、使われる場面によって、<少しであるという評価>につながる部分があります。さらにこれを拡張していくと、しらたまさんが書かれたように、「少しマイナスの気持ち」とつながるのかもしれませんが、それ自体は「どれだけ」に中心の意味でないことは確かです。
「どれだけ」と聞く側は、答えとして「○○だけ」と<限定した>答えを期待していると考えられますから、どんな場合に、そのような態度で聞くことが自然になるのかを考えるといいと思います。そんなことが上に紹介した掲示板のコメントに書かれていますので、これを読んでみて、まだ不明な点があったら、遠慮なくまたご質問してください。 |
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