■補足(その2)
これまでの投稿は(1)のような場面を想定してなぜ違和感があるのかを考えていたのですが、(2)のような場面を考えると問題の日本語は不自然ではなくなると思ったので、それについて書いておきます。
(1)直接相手(=先生)に向かって「私は先生の娘のような存在です」ということを言いたい場合
→ ?? 「私は先生の娘のようですね」
(2)自分と先生が一緒に何かしている様子を撮影したビデオをみながら、
2人のやりとりが「まるで母娘のように見える」ということを言いたい場合
→ 「私は先生の娘のようですね」
最初のたなえさんの質問は、(1)の状況でどうして違和感があるかということだったと解釈しましたが、(2)のような状況であれば、2人の関係を一つの喩えとして「〜ようだ」と述べるのは問題ないと思います。
言い切りの「〜のようだ」と言う場合に何か制約があるのではないか、それから「娘のようだ」でどんな意味を伝えたかいのか、という方向で考えてみるといいかもしれませんね。 |
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